潮干狩り

潮干狩りにいく。疲れた。アサリはとても小さかった。潮風が体を舐めるように通り過ぎていった。

男たちに舐められるより気持ちがいいことを知る。

銭湯にいく。背中の刺青をみたおばあちゃんたちに、わっ、と影ながらおどろかれ笑いを噛み殺す。刺青が未だ偏見ではっきりいってバカみたい。とゆう自分がいちばんバカかもしれない。

SNS

 誰しもがSNSをやり、自分の私生活や自分の身の回りのことをやんわりと馬鹿みたいにに発信している。

 馬鹿みたい。あたしはそうゆうの一切やっていない。だって馬鹿みたいだから。

 Twitterなどは観覧しているが、

わ、後、充電2%しかない

 とか、やってる人がいて思わずドン引き。笑える。

 そんなあたしは冷め切っているのだろうか。

 死にたいって思っていてもなかなかしぶとく死なず、孤独を埋める相手は家庭があり、仕事へ行き、誰もいない部屋に帰ってきてコンビニ弁当と発泡酒を飲みそんなくだらない毎日がいつまで続くのか不安で仕方ない。

 梅雨の時期は現場監督の彼は非常に頭が痛いとつぶやいていた。

 あたしだけのものにしたいとかそんなのどうでもいい。このさい。

 とにかく雨が降ればきっとまた会えるからあたしは梅雨が好き。

不倫

 不倫は麻薬のようになかなかやめられない。

愚痴と精子だけを残してぬくぬくとした家庭に帰ってゆく男。

 それでも好きだから抱かれるとそんなことどうでも良くなる。

 憎むより愛してしまっている。愛した方が負け。

 バカだなってわかっている。

 5年も奥さんを騙し子どもさんも騙してあたしはいったいどうしないのだろう。

 

 もう、あわない。終わりにしたい。

 

 たったこれだけのことがどうして声にできないのだろう。

 独身のまま40歳になってしまった。

 死にたいのに死ねないのではなく、死ぬ勇気も生きる勇気も別れる勇気もなにもなく空虚なあたしはいつまでもどこかにたゆたう。

終活 2

 自殺はなにがいいのだろう。

とにかく楽に死にたい。苦しまなくて死んだことも気がつかないくらい。自殺マニュアルを読み漁ってみるけれど、首吊りが多い。首吊りをするくらいなら、首を絞められて死にたい。

命を絶つことを考えてからなにもかもが無気力で世間がピンク色の今、全て灰色にしか見えない。

 

終活

 全てを失い死にたいと思い、1年かけて近辺整理をし、自分で死ぬ日にちを決め、死ぬつもりでいる。

 

 いつかは死ぬ。綺麗なうちに死にたい。

 ものを捨てたり、いざやることたくさんあるな。